247
247
オバマが予備選で勝利した最大の理由の一つとして、インターネットの利用が挙げられる。
今週のNYTの記事は、その内容をうまく整理している。
シカゴのcommunity organizerとして政治家のキャリアを開始したオバマの、「本当の変革はボトムアップから始まる」という思想と、SNS的なコミュニティ機能がうまくフィットしたこと。
MySpaceと並ぶSNS大手であるFacebookの創業者(といっても起業時はハーバードの学部生)の参画で、SNS的な機能が最大限活用されえたこと。
インターネットの活用がもはや当たり前の学生を中心に、若年層の新たな有権者の掘り起こしに有効だったこと。
ネットを通じた小額の政治資金の集金を可能としたこと。また、小額故、限度額まで何度もcontribution(募金)が可能になり、それが募金提供者のコミットメントの維持につながったこと。
このあたりが、予備選勝利へのネットへの貢献理由、といわれる。
(これらの意義については別のエントリーで)。