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junichi ikeda

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GyaO、インターフェースを大幅変更

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January 04, 2006 03:27 jst
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junichi ikeda

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年明けにGyaOのサイトに行ったら、視聴時のインターフェースが大幅にリニューアルされていた。

それまでは、ウィンドウズ・メディア・プレーヤーが立ち上がって、画面の上に従来どおりのバナーが置かれているだけだった。見た目にも、やっつけで作った感じの、無骨なものだった。新しいものは、レイアウトをすっきりさせて、画面サイズをできるだけ大きくし、ユーザーの便宜にかなう一方、バナーを右隅に縦で配置することで広告主に対しても配慮したものにしてある。

さらに、視聴時は、番組タイトルが出てくるだけで、右隅のインターフェース部分の上に慎ましやかにミニ・バナーがおかれるようになった。これは、以前のように、視聴時に、大きすぎる、あるいは目立ちすぎるバナーをおくと、実は視覚的に強すぎて、好意よりも素朴に“うるさい”と感じてしまうと思っていたので、よいです。それでも、視聴中はモノトーンぐらいの色づかいのほうがいいようには思うけど。

あとは、GyaOってブランド名をちゃんと常時表示するようになったこと。

それと、細かいことだけど、音量調整や早送りなどのボタンを微妙に使いにくくしたこと。前のメディア・プレーヤー版だと、例えば、広告中にミューズ(無音)モードにすぐ変えられた。そうしたところが、巧妙に手をつけられている。

RSSリーダーなどを使って、ブログを巡回すると、正月のテレビ編成はつまらないからといってGyaOに逃げ込む人も確実に見られる。というか、ずいぶんと前から、正月休みは、TSUTAYAでビデオやDVDを“オトナ借り”していたのだから、そうした、見えない現状が、ブロバンのような通信容量の拡大と、RSSのようなネットの内容の透明化、によって、一気に明らかになってきたといえる。昨年注目を集めた、巨人戦の視聴率低下のような、“ある日突然・・・”という事態が引き起こってしまうのを危惧している。