ホワイトハウスで主催される、the Council on Jobs and Competitiveness(雇用と競争力の検討会)のメンバーが発表され、第一回の会合が開催された。例のImmelt(GE)とOttellini(Intel)が参加する会合だ。
Business leaders to Obama: We need more skilled workers and less uncertainty
【Washington Post: February 24, 2011】
Jobs Council Gets Off to Competitive Start
【Wall Street Journal: February 24, 2011】
22人のメンバーの所属は以下が詳しい。
Obama Picks 22 for Jobs Council
【Wall Street Journal: February 24, 2011】
メンバーとして興味深いのは興味深いのは、FacebookのNo.2である、Sheryl Sandbergもメンバーとして検討に加わったことだろう。Zuckerbergではなく、というところが、この会合が実務家の、経営者の経験がある人たちによって、現実的で(できるだけ)即効性のある提案を行っていこうという性格のものであることがよくわかる。
SandbergはFacebookに移籍する前は、世銀、財務省、Google、と政府のような公共性の高い組織と民間企業の両方に席を置いていた。ある意味で、民間企業の経営者の立場で政府の諮問会議に参加するというのは、彼女が描いていた理想的状況のひとつかもしれない。問題解決を行うのは、政府であれ企業であれ、組織だから、というのが彼女の見方だからだ。
今後の会合の進展の中で、Sandbergがどのような役回りを担うのか、興味深く見ていきたい。