日本の広告市場が牽引役?

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December 10, 2006 09:26 jst
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junichi ikeda

Carat says global advertising will grow by 6%

【December 10, 2006: Financial Times】

Aegis系のメディアバイヤーであるCarat(ここが最初にオプティマイザーを大々的に導入した)が、来年の世界の広告市場の伸びを予測。日本の広告市場がデフレから脱却して元気なこと、世界の主要広告市場(アメリカ、日本、イギリス、など)で、モバイルとインターネットの伸長が著しいため、来年の成長率は高い、という予測。

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記事中のコメントで、どうやらイギリスでは、今年、雑誌広告費をネット広告費が抜く模様。

もう一つ。
AegisはLondon市場で上場しているから、こうした世界市場での見込みまで発表する、というもの。

アメリカのGoogleやYaoo!の中期決算発表を見ても、アメリカでの成長だけではなく、世界市場で成長がどうなのか、が必ず実績とともに示される。

このあたりの「感覚」は、どうしても日本とは異なってくる。