ドリームワークス株の売却

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February 06, 2006 10:08 jst
author
junichi ikeda

Kadokawa says sayonara to studios
【February 5, 2006: Variety】

パラマウントがドリームワークスSKGを買収するのに伴い、角川書店が持分である2.91%のドリームワークス株を、2億1700万ドル(210億円強)で2月末に売却する、とのこと。

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角川書店は、ドリームワークス作品の日本での配給権などを、出資を通じて得ていたようで、そうした契約は2018年までは継続する模様、とのこと。

とはいえ、ネットが全世界的に普及している今日、10年後も現在と同様の配給網が維持されているとは想像しにくい。既に、ハリウッドは、映画をリリースするタイミングをコントロールして収益を最適化する、ウインドウ戦略について再考を始めている。

たとえば、10年経ったら、全世界で同時公開という話も出てくるのでは、と感じている。