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December 20, 2021
FERMATは、コミュニケーションという社会の基底を与える領域の変化の徴候に照準しながら、未来のビジョンを描くことで、新たな何か=“X”、の誕生を促します。
communications:
人間の行為の基礎。社会活動の基盤。社会が立ち現れる要。ITはコミュニケーションをスケーラブルで操作可能なものにすることで、今後も引き続き、個々人のコミュニケーションの有り様を変えていく。このことは間違いない。しかし、それは同時に、変化の出発点でしかない。時流をとりこみながら、新しいコミュニケーション様式が今ある社会に定着していく。それがまた、新しいコミュニケーション技術の開発を促すことになる。
visionary:
グローバル化が席巻した90年代を経験し、未来を描くのが、国や政府のみの役割である時代は実は終わっている。一つ一つの企業、産業が、自ら将来像を描きながら、投資家、取引先、ユーザー、時に政府からの賛同を得ながら進んでいくのが、2010年代の姿。コミュニケーションの領域もその例外ではない。 未来を描いた上で、その描いた未来を引きよせようとしないことには、グローバルな用語法での「成長」を手にすることはできない。知恵を出し切って未来を描くことこそが、成長のための最大のドライバーだ。
fermat とは
17世紀のフランスのアマチュア数学者Pierre de Fermat(ピエール・ド・フェルマ)にあやかりました。
フェルマは、ディオファントスの著作『算術』の余白に「私は真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる」と書き残しました。
これが世に言う“フェルマ予想”(別名、“フェルマの最終定理”)で、この予想=見通しは、1993年に解決されるまでの約300年間にわたり、全世界の数学者の頭を悩ませ続けました。と同時に、その解決へのプロセスで、数学的に意義の高い(工学的な応用がなされた暁には私たちの生活にも影響を与える)多くの理論を副産物として生み出していきました。
このエピソードは、「実現が困難だが、一定の見通しをもって、それが達成されるという予想」は、未踏の地を切り開くための大いなるカンテラになることを示しています。
FERMATは、数学者フェルマのように、時に困難な問い、予想、を掲げながらも、人々がその予想の元に、結集し、競い合い、その結果、様々なよき副産物を生み出すような、そのような謎賭け=予想を行いながら、前進することを目指したいと考えています。
fermat 会社概要
- 会社名
- 株式会社FERMAT(フェルマ)
- 代表者
- 池田純一
- 所在地
- 東京都港区麻布十番
- office@defermat.com
- 業種
- コンサルティング/プランニング
- 設立
- 2005年11月
- 資本金
- 1000万円
代表者プロフィール
池田純一(いけだ・じゅんいち) Design Thinker
1965年静岡県生まれ。コロンビア大学大学院公共政策・経営学修了(MPA)、早稲田大学大学院理工学研究科修了(工学修士)。
(株)電通総研、(株)電通、を経て、ニューヨークのコロンビア大学大学院に留学。メディア・コミュニケーション産業政策・経営を専攻。帰国後、FERMATを設立。電通総研在職中は、情報メディア産業領域で、デジタル放送、ブロードバンド、を中心に、新規事業コンサルティング業務、政策調査研究業務に従事。電通転籍後は、電通上場に伴うデジタル化への対応としてインターネット、コンテント分野の戦略策定に関わる。官庁系委員会委員(衛星放送、コンテント流通、等)、早稲田大学非常勤講師、も務めた。著書・共著書に、『テクノ図解デジタル放送』、『わかる!ブロードバンド』、『情報楽市』、など。